書店やコンビニで興味本位で手に取った本を読んでも
20分後には6割の事しか記憶に残っていないという統計があるそうです。
WHY / なぜ?
この記事を読んで分かること
- 記憶に定着しない理由
- 内的報酬と外的報酬が関係している理由
- 視覚化読みが解決します
- 秘訣は構造にあった
記憶に定着しない理由
単純に、復讐をしないからです。
グラフが示すのは、例えば参考書を読んだとか、動画を見て学んだことなど
見終わった瞬間から時間毎の忘れてしまった部分の割合です。
つまり逆算して、20分後に覚えているのは58%の部分だけ、
2時間後は42%覚えている。
翌日には26%しか覚えていません。
この%を高い位置で維持するには、復習が必要というわけです。
定期的な復習を日常化する。
スキル化してしまうのが記憶に定着させれるコツです。
復習の仕方は、すぐ思い出せるようにフォルダ整理をする
さらに、深ぼっていくと次の関係性も見えてきます。
内的報酬と外的報酬の関係性
例えば、映画やアニメを観た時は内容全てじゃなくてもある程度は覚えているもの
後日、誰かとその話題になった時、断片的な映像が記憶に残っているから、
話もでき話題が広がっていく。
でも、一冊の本を読んだのに何も覚えてなかったり、
勉強した事も何も覚えてなかったりする。
WHY / なぜ?
それは内的報酬と外的報酬に関係があります
外的報酬とは
資格勉強するなどに関して例えると、
試験で点数を取るため、資格を取るため、人に褒められるためなど、
自分の内側から湧いてくるモチベーションではなく、外からくるモチベーションでやろうとすると、
ノルマやタスクがあり、人間は学習意欲などが低下するため
外的報酬による意欲でやる読書や勉強をしても記憶に残りにくいというもの
これではモチベーションが低下し自分から求めて学びたいという意欲が下がって苦痛になり、とっとと終わらせてしまおうとするのが原因
内的報酬とは
自分の内側から湧いてくるモチベーションのこと。いわいる好奇心。
知りたいっていうモチベーションを引っ張りだすと、
知りたい、これはなんなんだろう、これどうな風になってんだろう、どんな答えになるんだろうと
頭の中で色々考えて答えを求めたくなるメンタルに自分を持っていく事が大事。
読書や勉強をする事で得られることをイメージしてからすると好奇心により、読書や勉強の意欲が刺激され、
記憶にも残りやすい。
このように内的報酬である”好奇心”の持続性に関係があるということになりますね。
では、本を読んだだけでは記憶に残らないという部分の
WHY / なぜ?
視覚化読みが解決?
大河ドラマや歴史マンガを見たら
「こんな背景があって事件を起こしたのか」と
文章や言葉の説明だけでは覚えれなかった事でも
映像やイラストが足りなかったストーリーや主人公をビジュアルで補った事で、
理解が出来たという経験が少なからずあると思います。
視覚化読み=ビジュアライジング:Visualizing
読んだ本の内容を頭の中で想像し、ビジュアル、つまり映像的に膨らませる読み方
これは小説や詩、旅エッセイなどを読んでいる人は自然と行っている読み方です。
登場人物の表情や声、書いた人の見たもの、旅先で食べた料理など
想像しながら頭の中で映像化してみた経験があると思います。
また、映画の場合、登場人物の名前を覚えていなくても、
流れてくる映像から断片的ではあっても、どんな映画だったかは覚えいるものです。
ところが、実用書やビジネス書のように文字ばかりの本を読んでからしばらくすると、
内容が完全に抜け落ちてしまっていることは珍しくないと思います。
映像やイラストなら記憶に残り、文字だけでは残りにくいこの差は
先に述べた”ビジュアル化”ができているか、いないかです。
ビジュアル化の鍵はストーリーにあります。
ビジュアル化の秘訣は「構造」にあった
論理構造でビジュアル化
論理構造とは「前提、解説、結論」をひとまとめにしたものを指します。
ストーリーや主人公のいない実用書やビジネス書なども
意識的に手順を踏めばビジュアル化でき、
内容を記憶に定着させることができるようになります。
その手段とは論理行動でイメージすること
前提
科学的に根拠のある記憶力をアップさせる方法はないだろうか?
解説
好奇心を刺激すれば記憶力がアップするという実験結果がある。
記憶したい内容を勉強する前に、本人の興味あるジャンルのものを見聞きすること
そうすることで脳の報酬系が刺激され、記憶力を司る海馬の活動が活発になり、
結果的に記憶力がアップする。
結論
内容を定着させたい本を読む前に、
自身の好奇心を満たし、報酬系を刺激する何かを見聞きすること
音楽を聴くやゲームするなど、好きなものに「5分」ほど触れた後に
覚えたい本を読むと記憶力がアップするというもの
これが
「映像なら記憶に残り、本を読んだだけでは記憶に残らない理由